結晶化プレート温度管理

結晶化プレートをPFに運搬する際, 3Mの温度トレーサーTL20を利用してみた.最高最低温度計は入れておいたことはあるが,トレーサーの使用は初めて. 横軸は一目盛30分.

温度の記録

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プラスチック製のクーラーボックスの底に20度のインキュベーターに入れておいた保冷剤を入れ,その上に結晶化プレートを置いて密閉.
どうやら結晶化プレートを入れる前のクーラーボックスの温度が24度くらいで,それが20度の保冷剤で徐々に冷えるが20度までは下らず22度を切るくらいまでで止り,その後は外気温でじりじり上昇していた感じか.しかし,実はプレートを入れる前のクーラーボックスの温度は,あまり気にしたことが無かった.
やはり保冷剤の熱容量だけでは温度の維持は無理で,JAXAのようにヘプタデカンを使用しないとダメか...

最後の上昇は,PFに到着してプレートをインキュベータに移したので,用済みのTL20を私のポケットに回収したため.


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